【5月11日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は9日、太陽の黒点群1476(AR 1476)の画像を公開した。

 この黒点群は幅10万キロ以上におよぶ巨大なもので、Mクラスの太陽フレアでひび割れており、さらに大規模な爆発寸前にあるとみられる。黒点群の「ベータ・ガンマ・デルタ磁場」にエネルギーが蓄積されており、最大級のXクラスのフレアとして放出される可能性があるためだ。

 爆発が起きるのは数日後と考えられるが、黒点群は地球側にあるため、地球にも何らかの影響を及ぼす恐れがある。(c)AFP