【3月19日 AFP】欧州宇宙機関(European Space AgencyESA)は14日、ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)が撮影した球状星団「M9(Messier 9)」の画像を公開した。ここまで鮮明な画像が撮影されたのは初めて。

 地球から2万5000光年ほどの距離にあるM9は、光が地球にあまり届かず肉眼では確認できないが、ハッブル望遠鏡により25万個以上の恒星が捉えられた。

 M9は、天の川銀河(Milky Way)の中心近くに存在する恒星の集まりで、銀河の中心にあまりに近いため、その重力によってわずかに楕円形に歪められている。(c)AFP