最古のワニ、頭に盾があった 米研究
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【2月5日 AFP】最古のワニは「盾」のついた頭部を持ち、全長は地下鉄車両の半分程度だったことが前月31日、 米科学誌「プロスワン(PLoS ONE)」に掲載された論文で発表された。
この絶滅種には頭の立派な盾にちなんで「シールドクロック(ShieldCroc)」という通称名がつけられており、約9500万年前にアフリカの水辺で生息したと推定されている。論文によると、今回の発見は太古のワニに関して最新のものとなる。
ミズーリ大学(University of Missouri)のキャセイ・ホリデー(Casey Holliday)助教授(解剖学)が、モロッコで最初に発見されたこのワニ(学名「Aegisuchus witmeri」)の頭蓋骨の一部となる化石を分析して判明した。
研究チームによると、シールドクロックの頭部の盾は、敵の威嚇や求愛、頭部の体温を調節するのに使われた可能性が高いという。 頭部は他種のワニより相当平らになっていた。
顎が比較的薄いことから、シールドクロックは魚を主食にしていたと考えられ、頭部の盾は武器としてよりカモフラージュ用に使われたと推定される。
研究チームは、シールドクロックの頭のサイズを他の生物と比較分析した結果として、シールドクロックの頭部は1.5メートル、体は9メートルに達したと推定している。
シールドクロックは白亜紀後期に恐竜たちと共生していたと考えられる。(c)AFP
この絶滅種には頭の立派な盾にちなんで「シールドクロック(ShieldCroc)」という通称名がつけられており、約9500万年前にアフリカの水辺で生息したと推定されている。論文によると、今回の発見は太古のワニに関して最新のものとなる。
ミズーリ大学(University of Missouri)のキャセイ・ホリデー(Casey Holliday)助教授(解剖学)が、モロッコで最初に発見されたこのワニ(学名「Aegisuchus witmeri」)の頭蓋骨の一部となる化石を分析して判明した。
研究チームによると、シールドクロックの頭部の盾は、敵の威嚇や求愛、頭部の体温を調節するのに使われた可能性が高いという。 頭部は他種のワニより相当平らになっていた。
顎が比較的薄いことから、シールドクロックは魚を主食にしていたと考えられ、頭部の盾は武器としてよりカモフラージュ用に使われたと推定される。
研究チームは、シールドクロックの頭のサイズを他の生物と比較分析した結果として、シールドクロックの頭部は1.5メートル、体は9メートルに達したと推定している。
シールドクロックは白亜紀後期に恐竜たちと共生していたと考えられる。(c)AFP