【2月2日 AFP】小惑星エロス(EROS)が前月31日、過去37年間で地球に最も接近した。幅約34キロのエロスは、地球から約2670万キロメートルの地点を通過、夜空のしし座、六分儀座、うみへび座を横切った。

 エロスがこれほどまでに接近したのは、1975年以来。次回は2056年になる。

 米航空宇宙局(NASA)は、NEARNear Earth Asteroid Rendezvous)ミッションの一環として、スピッツァー宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope)でエロスを含む多数の地球近傍小惑星を観測し、その大きさや組成などについて調べている。(c)AFP