お尻で生体認証、車両盗難の防止にも有用か
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【1月19日 AFP】指紋や虹彩による認証はもう要らない――これからは「お尻」を使って人物を識別できる。
東京にある産業技術大学院大学(Advanced Institute of Industrial Technology)の研究チームが、座った人物を高い確率で識別できるセンサーを搭載するシートを開発した。車両の運転席に設置すれば座った人間を識別し、盗難の防止に役立つという。
研究を率いた越水重臣(Shigeomi Koshimizu)准教授は「シートには360個のセンサーが搭載されており、圧力のパターンやお尻の形など、39項目のデータを収集して生体認証を行う」と述べる。
越水准教授によると、シートによる認証成功率は98%。また座るだけで済むことから、従来の生体認証方式に比べてはるかに簡単だという。
一方で、「着用している衣服によって識別が影響されることがある。スラックスとジーンズでは違うシグナルを拾ってしまう」など、実用に向けてはいくつかの課題をクリアする必要があると同准教授は語った。(c)AFP
東京にある産業技術大学院大学(Advanced Institute of Industrial Technology)の研究チームが、座った人物を高い確率で識別できるセンサーを搭載するシートを開発した。車両の運転席に設置すれば座った人間を識別し、盗難の防止に役立つという。
研究を率いた越水重臣(Shigeomi Koshimizu)准教授は「シートには360個のセンサーが搭載されており、圧力のパターンやお尻の形など、39項目のデータを収集して生体認証を行う」と述べる。
越水准教授によると、シートによる認証成功率は98%。また座るだけで済むことから、従来の生体認証方式に比べてはるかに簡単だという。
一方で、「着用している衣服によって識別が影響されることがある。スラックスとジーンズでは違うシグナルを拾ってしまう」など、実用に向けてはいくつかの課題をクリアする必要があると同准教授は語った。(c)AFP