【11月5日 AFP】ロシアで有人火星探査を想定して行われていた実験が4日、無事完了した。ボランティアの男性6人が外界から隔離された状態で1年半をカプセル内で過ごした。

 カプセルから出てきた6人は、健康状態に問題はない様子で、火星への「旅」からの帰還を果たしたことに感激していた。6人はロシアの研究所で数日間、医学検査を受けた後、8日に記者会見のため公の場に姿を現す予定だ。

 欧州宇宙機関(ESA)と米航空宇宙局(NASA)はそれぞれ、約30年後の有人火星飛行実施を目指している。(c)AFP/Stuart Williams

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