ロシアの火星探査模擬実験「マーズ500」、実験終了の520日目近づく
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【10月28日 AFP】有人火星探査を想定してボランティア6人が520日間をカプセル内で過ごすロシアの実験「マーズ500(Mars-500)」は25日、実験終了日の11月4日まで残すところ10日あまりとなった。
2010年6月3日に始まった実験は、長期におよぶ火星間の往復飛行で宇宙飛行士が受ける心理的影響の測定を目的に、26~38歳までのボランティア6人が520日間、外部から隔離された状態でモジュール内で過ごすというものだ。2月には、このうちの3人が火星着陸を想定した「疑似火星」でシミュレーション歩行も行った。実験終了後、ボランティアたちは数日間の健康診断を受けることになる。(c)AFP
2010年6月3日に始まった実験は、長期におよぶ火星間の往復飛行で宇宙飛行士が受ける心理的影響の測定を目的に、26~38歳までのボランティア6人が520日間、外部から隔離された状態でモジュール内で過ごすというものだ。2月には、このうちの3人が火星着陸を想定した「疑似火星」でシミュレーション歩行も行った。実験終了後、ボランティアたちは数日間の健康診断を受けることになる。(c)AFP