【10月11日 AFP】ロシア・シベリア(Siberia)地方南部のケメロボ(Kemerovo)州当局は10日、同州の山岳地帯に雪男(イエティ、Yeti)が生息していると自信を持って断言した。

 同州政府がウェブサイトに発表した声明文によると、探検隊はこのほどショリア(Shoria)山脈のAzasskaya洞窟で、雪男のものと見られる足跡や毛髪、寝床のほか、縄張りを示すマーカーらしきものを発見した。同山脈に雪男が住んでいる「動かぬ証拠」だと主張している。

 これらの品々は専門の研究所で分析される予定だという。

 同州知事は今月初め、雪男に関する研究や遭遇事例を発表する国際会議を開き、米国やカナダなどから研究者を招いた。探検隊は会議の参加者らで結成された。

 類人猿に似た毛むくじゃらの雪男は、誰もが知る伝説上の生き物だ。一般的には、ヒマラヤ山脈にいると信じられている。(c)AFP