ロシア、ソユーズ打ち上げ計画を一時中止
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【8月25日 AFP】ロシア宇宙庁(Roskosmos、ロスコスモス)は25日、無人宇宙貨物船「プログレス(Progress)」の打ち上げ失敗を受け、ソユーズ・ロケットを使った打ち上げ計画の一時中止を決めた。
露インタファクス通信(Interfax)が匿名の露当局者の話として伝えたところによると、「打ち上げ失敗の原因が解明されるまで、ソユーズ・ロケットの発射を中止する決定が下された」という。
次のソユーズの打ち上げは9月22日にソユーズ宇宙船の有人飛行が、10月28日に貨物船が予定されていたが、ロスコスモスは24日、今後のミッション全ての予定を公式ウェブサイトから削除した。
24日にシベリアに墜落したプログレスは、国際宇宙ステーション(ISS)に食料などを運搬する予定だった。現在ISSには6人のクルーが滞在しているが、米スペースシャトルの引退によってソユーズがほぼ唯一の輸送手段となっており、食料の備蓄量やISS計画の将来に不安が生じている。
米露宇宙当局はともに、ISSの備蓄は2か月分以上あり、クルーを緊急脱出させる必要はないとして、懸念払拭に努めている。
ロシアの打ち上げ失敗は過去9か月で5回目となることから、露メディアは「露宇宙計画が崩壊の危機にある」と報じている。(c)AFP
【関連記事】ISSに食料運ぶロシア貨物船が墜落
露インタファクス通信(Interfax)が匿名の露当局者の話として伝えたところによると、「打ち上げ失敗の原因が解明されるまで、ソユーズ・ロケットの発射を中止する決定が下された」という。
次のソユーズの打ち上げは9月22日にソユーズ宇宙船の有人飛行が、10月28日に貨物船が予定されていたが、ロスコスモスは24日、今後のミッション全ての予定を公式ウェブサイトから削除した。
24日にシベリアに墜落したプログレスは、国際宇宙ステーション(ISS)に食料などを運搬する予定だった。現在ISSには6人のクルーが滞在しているが、米スペースシャトルの引退によってソユーズがほぼ唯一の輸送手段となっており、食料の備蓄量やISS計画の将来に不安が生じている。
米露宇宙当局はともに、ISSの備蓄は2か月分以上あり、クルーを緊急脱出させる必要はないとして、懸念払拭に努めている。
ロシアの打ち上げ失敗は過去9か月で5回目となることから、露メディアは「露宇宙計画が崩壊の危機にある」と報じている。(c)AFP
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