【8月20日 AFP】米航空宇宙局(NASA)が18日に公開した、チャンドラX線観測衛星(Chandra X-ray Observatory)のデータ(青)と可視画像のデジタルデータベース、デジタイズド・スカイ・サーベイ(Digitized Sky Survey)のデータ(黄色)を合成した画像。

 青い棒状の雲のような部分が薄くなった右上の一番端にパルサー「PSR J0357+3205」がある。このパルサーは2009年にフェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡(Fermi Gamma-ray Space Telescope)によって初めて発見された。このパルサーは、地球からの距離は約1600光年で、約50万年前に生まれたと考えられている。青い雲のような部分の左下の端近くにある2つの明るい光は、銀河の外にある、それぞれ独立した天体だと考えられている。

 この写真におけるPSR J0357+3205と銀河外の2つの天体の位置は、下のサイトに掲載された写真の上にマウスのポインターを置くと確認することができる。

【参考】チャンドラX線観測衛星のサイト(英語)