NASA、次世代火星探査機の着陸地点を発表
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【7月25日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は22日、年内に打ち上げ予定の次世代火星探査機「マーズ・サイエンス・ラボラトリー(Mars Science Laboratory、MSL)」の着陸地点として、ゲール・クレーター(Gale Crater)を選定したと発表した。
25億ドル(約2000億円)が投じられたMSLは、「キュリオシティー(Curiosity)」の愛称でも知られる。2012年8月に火星に到着予定で、さまざまな高度で粘土や硫酸塩を採取し、かつて生命が存在していた痕跡を探す。
NASA本部の惑星科学部長、ジム・グリーン(Jim Green)氏は、山がちなゲール・クレーターを着陸地点として選んだ理由について「視覚的にドラマチックな地形であるとともに、重要な科学的発見が大いに期待できるため」だと説明した。他の候補地としては、過去に川が湖に流れ込んでいたとされるエーベルスワルデ・クレーター(Eberswalde Crater)が検討されていた。
NASAは、2030年までの火星有人探査の実現を目指している。(c)AFP
25億ドル(約2000億円)が投じられたMSLは、「キュリオシティー(Curiosity)」の愛称でも知られる。2012年8月に火星に到着予定で、さまざまな高度で粘土や硫酸塩を採取し、かつて生命が存在していた痕跡を探す。
NASA本部の惑星科学部長、ジム・グリーン(Jim Green)氏は、山がちなゲール・クレーターを着陸地点として選んだ理由について「視覚的にドラマチックな地形であるとともに、重要な科学的発見が大いに期待できるため」だと説明した。他の候補地としては、過去に川が湖に流れ込んでいたとされるエーベルスワルデ・クレーター(Eberswalde Crater)が検討されていた。
NASAは、2030年までの火星有人探査の実現を目指している。(c)AFP