未知の部分多い運動中の脳活動、自転車選手で実験 南ア
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【5月25日 AFP】南アフリカ・ケープタウン大(University of Cape Town)とブラジル・カンピナス大(University of Campinas)の共同研究チームは23日、自転車競技選手が実戦さながらの速度でペダルをこいでいる時の脳活動を測定する実験を行ったと発表した。運動中の脳活動を探る研究において大きな前進となりそうだ。
研究チームは、特別仕様のMRI(磁気共鳴画像装置)の中で選手に横になってもらい、MRIを頭部周辺に固定した上で、動作モニターに付いているペダルを選手にこいでもらった。
実験には7人の選手が参加した。現在はデータの分析中で、第1段階の結果は来年初めにも発表される予定。運動を制御している脳の部位や、運動能力と脳の関係などについて新たな情報が得られることが期待される。
運動中の脳活動については、方法や装置などの問題で実験そのものが困難であったことから、これまで限定的な情報しか得られていない。(c)AFP
研究チームは、特別仕様のMRI(磁気共鳴画像装置)の中で選手に横になってもらい、MRIを頭部周辺に固定した上で、動作モニターに付いているペダルを選手にこいでもらった。
実験には7人の選手が参加した。現在はデータの分析中で、第1段階の結果は来年初めにも発表される予定。運動を制御している脳の部位や、運動能力と脳の関係などについて新たな情報が得られることが期待される。
運動中の脳活動については、方法や装置などの問題で実験そのものが困難であったことから、これまで限定的な情報しか得られていない。(c)AFP