520日間の有人探査模擬実験、ついに「火星に到着」
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【2月12日 AFP】有人火星探査を想定して6人が520日間をカプセル内で過ごすロシアの実験「Mars-500」が12日、記念すべきときを迎える――実験参加者6人のうち3人が、先陣を切って「火星」に「着陸」するのだ。14日には火星の地表で初めて「宇宙遊泳」をする予定になっている。
前年6月に開始され、ようやく折り返し地点に近づいたこの実験は、ロシア人3人、イタリア人、フランス人、中国人各1人の計6人のボランティアが、モスクワ(Moscow)の研究所内に設置された長さ20メートル、幅4メートルのモジュールの中に隔離された状態で520日間過ごすというもの。火星への長期間の宇宙飛行における心理的影響を測定することを目的に、ロシア科学アカデミー生物医学研究所(Institute for Biomedical Problems Russian Academy of Science、IBMP)が行っている。
モジュール内では電話は禁止され、電子メールと無線通信が「1日の遅延」を条件に許可されている。食事は宇宙飛行士が実際に食べるチューブに入った宇宙食のみ。参加者の年齢は20代半ば~30代後半で、エンジニアや医師、物理学者なども含まれている。(c)AFP/Benoit Finck
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◆【図解】窓なし520日!「火星探査」の模擬実験
◆火星探査の模擬実験
前年6月に開始され、ようやく折り返し地点に近づいたこの実験は、ロシア人3人、イタリア人、フランス人、中国人各1人の計6人のボランティアが、モスクワ(Moscow)の研究所内に設置された長さ20メートル、幅4メートルのモジュールの中に隔離された状態で520日間過ごすというもの。火星への長期間の宇宙飛行における心理的影響を測定することを目的に、ロシア科学アカデミー生物医学研究所(Institute for Biomedical Problems Russian Academy of Science、IBMP)が行っている。
モジュール内では電話は禁止され、電子メールと無線通信が「1日の遅延」を条件に許可されている。食事は宇宙飛行士が実際に食べるチューブに入った宇宙食のみ。参加者の年齢は20代半ば~30代後半で、エンジニアや医師、物理学者なども含まれている。(c)AFP/Benoit Finck
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