密集する6個の系外惑星を発見、ケプラー望遠鏡
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【2月4日 AFP】米航空宇宙局(NASA)などの研究チームは、宇宙望遠鏡「ケプラー(Kepler)」によって地球から2000光年離れた恒星「Kepler-11」を周回する6個の系外惑星を発見したと、3日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表した。どの惑星も比較的小さい上、6個が密集していることに驚きを表明している。
内側の5個は質量が地球の2.3~13.5倍で、恒星からの距離は太陽~水星間より近く、公転周期は50日以内。この5個からかなり離れた所にある6個目の惑星は公転周期が118日で、太陽系の外側の惑星同様「ガス惑星」と見られる。6個のうち最も大きいと考えられるが、それでも海王星か天王星程度のサイズという。
なお、内側の惑星は、大気中に水蒸気が含まれ、水素とヘリウムガスに覆われている可能性がある。恒星の近くを公転する小型惑星は大気が薄く、太陽放射で吹き飛ばされるという定説の再考を迫られそうだ。(c)AFP/Richard Ingham
内側の5個は質量が地球の2.3~13.5倍で、恒星からの距離は太陽~水星間より近く、公転周期は50日以内。この5個からかなり離れた所にある6個目の惑星は公転周期が118日で、太陽系の外側の惑星同様「ガス惑星」と見られる。6個のうち最も大きいと考えられるが、それでも海王星か天王星程度のサイズという。
なお、内側の惑星は、大気中に水蒸気が含まれ、水素とヘリウムガスに覆われている可能性がある。恒星の近くを公転する小型惑星は大気が薄く、太陽放射で吹き飛ばされるという定説の再考を迫られそうだ。(c)AFP/Richard Ingham