【1月12日 AFP】約20年前から目撃例が途絶えていたハイチ固有の希少なカエル6種を再発見したと、自然保護団体コンサベーション・インターナショナル(Conservation International)が11日に発表した。

 コンサベーション・インターナショナルのロビン・ムーア(Robin Moore)氏と米ペンシルベニア州立大(Pennsylvania State University)のブレア・ヘッジズ(Blair Hedges)氏率いるチームは前年10月、絶滅が疑われていたカエルを探して調査を行った。

 大規模な森林破壊と前年1月のハイチ大地震による破壊の影響が懸念されていたが、ホイッスリング・フロッグ(口笛カエル)、ベントリロキスト・フロッグ(腹話術カエル)など希少なカエル6種を再発見した。

 なお、チームが一番目当てにしていた、25年以上目撃例のないグラスフロッグの一種「E. glanduliferoides」は見つからなかった。(c)AFP

【参考】コンサベーション・インターナショナルサイトの関連ページ
(英語。カエルの写真や鳴き声、ムーア氏による解説の動画もあります)