地球とほぼ同じ大きさの太陽系外惑星を発見、NASA
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【1月11日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は10日、地球とほぼ同じ大きさの太陽系外惑星を発見したと発表した。これまでの太陽系外惑星の中では最小という。
宇宙望遠鏡「ケプラー(Kepler)」で発見されたこの惑星は岩石型惑星で、大きさは地球の約1.4倍、質量は地球の約4.6倍。恒星の周りを0.84日で公転している。「Kepler-10b」と名付けられた。
恒星に極めて近く、その距離は太陽・水星間の23分の1。そのため昼間は1400度近くの鉄さえ溶ける気温に達し、生命の存在は不可能だという。
研究に参加する米サンノゼ州立大(San Jose State University)のナタリー・バタリャ(Natalie Batalha)教授によると、同じ星系には、ほかにも、地球の2倍程度の半径を持つ惑星が存在している可能性が高いという。
ケプラーは、太陽系外で地球に似た惑星を探すため2009年に打ち上げられた。生命体の存在に不可欠な大気中の酸素などを検出する装置は搭載されておらず、地球と同程度の大きさの惑星の発見を主な目的としている。少なくとも来年11月まではデータを地球に送信し続けることになっている。(c)AFP/Kerry Sheridan
宇宙望遠鏡「ケプラー(Kepler)」で発見されたこの惑星は岩石型惑星で、大きさは地球の約1.4倍、質量は地球の約4.6倍。恒星の周りを0.84日で公転している。「Kepler-10b」と名付けられた。
恒星に極めて近く、その距離は太陽・水星間の23分の1。そのため昼間は1400度近くの鉄さえ溶ける気温に達し、生命の存在は不可能だという。
研究に参加する米サンノゼ州立大(San Jose State University)のナタリー・バタリャ(Natalie Batalha)教授によると、同じ星系には、ほかにも、地球の2倍程度の半径を持つ惑星が存在している可能性が高いという。
ケプラーは、太陽系外で地球に似た惑星を探すため2009年に打ち上げられた。生命体の存在に不可欠な大気中の酸素などを検出する装置は搭載されておらず、地球と同程度の大きさの惑星の発見を主な目的としている。少なくとも来年11月まではデータを地球に送信し続けることになっている。(c)AFP/Kerry Sheridan