法医学に朗報、DNAで頭髪の色が予測可能に オランダ研究
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【1月7日 AFP】法医学者に朗報だ。採取されたDNAから、その人の頭髪の色を高い確率で予測できるとする研究報告が、4日の科学誌「Human Genetics(人間遺伝学)」に掲載された。
オランダ・ロッテルダム(Rotterdam)のエラスムス医学センター(Erasmus Medical Centre)の研究チームは、ヨーロッパ人数百人の血液、精液、だ液、皮膚細胞からDNAを採取し、頭髪の色に関係する11個の遺伝子の13の特徴から、本人の髪の毛の色を予測した。
その結果、赤毛か黒毛かについては90%以上の確率で、金髪か栗毛色かについては80%の確率で、予測することができた。
この方法では、「赤毛」と「赤みがかった金髪」、「金髪」と「濃い金髪」といったような微妙な違いまで予測可能という。
DNAによる従来の方法では赤毛しか予測できなかったこともあり、この手法は非常に画期的だ。研究チームは、法医学の現場で近い将来実用化できるのではないかと期待を寄せる。
体毛の色の予測についてはさらなる研究が必要という。(c)AFP
オランダ・ロッテルダム(Rotterdam)のエラスムス医学センター(Erasmus Medical Centre)の研究チームは、ヨーロッパ人数百人の血液、精液、だ液、皮膚細胞からDNAを採取し、頭髪の色に関係する11個の遺伝子の13の特徴から、本人の髪の毛の色を予測した。
その結果、赤毛か黒毛かについては90%以上の確率で、金髪か栗毛色かについては80%の確率で、予測することができた。
この方法では、「赤毛」と「赤みがかった金髪」、「金髪」と「濃い金髪」といったような微妙な違いまで予測可能という。
DNAによる従来の方法では赤毛しか予測できなかったこともあり、この手法は非常に画期的だ。研究チームは、法医学の現場で近い将来実用化できるのではないかと期待を寄せる。
体毛の色の予測についてはさらなる研究が必要という。(c)AFP