お腹から響くサウンド、のむカプセルオーディオ スウェーデン
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【11月28日 AFP】スウェーデンの男性が26日、胃の中にスピーカーを入れて数時間にわたって音楽を鳴らす実験を行った。
スウェーデンのストックホルム(Stockholm)で高級オーディオ機器店を営むフレドリク・イェルムクヴィスト(Fredrik Hjelmqvist)さん(45)は、飲み込んでお腹の中から音を鳴らすオーディオシステムを製作し、自らその実演を行った。
この新装置は長さ約3センチ、直径約1.5センチのプラスチック製のカプセルにミニサイズのバッテリー駆動の音響機器を入れたもの。イェルムクヴィストさんは、そこから流れる音楽を聴診器で拾い、アンプにつなげて集まった人びとに聴かせた。
テスト結果には不満だったようだ。「ダメだダメだ。とてもひどい音だった」と落胆するイェルムクヴィストさんは、「しかし重要なのは音質ではない。ちゃんと音が聞こえることを分かって欲しかったんだ。成功だ。世界初だ」と熱弁した。この製品を1万2800ユーロ(約140万円)で販売する予定だという。
米歌手グロリア・ゲイナー(Gloria Gaynor)の『恋のサバイバル(I Will Survive)』や、米音楽グループ、ヴィレッジ・ピープル(Village People)の『YMCA』などの楽曲が、こもって歪んだ音として約3時間ほど鳴り響いた後、まったく聞こえなくなった。「この実験は数日以内で必ず終わりを迎える。大自然の摂理でね」とイェルムクヴィストさんは付け加えた。(c)AFP
スウェーデンのストックホルム(Stockholm)で高級オーディオ機器店を営むフレドリク・イェルムクヴィスト(Fredrik Hjelmqvist)さん(45)は、飲み込んでお腹の中から音を鳴らすオーディオシステムを製作し、自らその実演を行った。
この新装置は長さ約3センチ、直径約1.5センチのプラスチック製のカプセルにミニサイズのバッテリー駆動の音響機器を入れたもの。イェルムクヴィストさんは、そこから流れる音楽を聴診器で拾い、アンプにつなげて集まった人びとに聴かせた。
テスト結果には不満だったようだ。「ダメだダメだ。とてもひどい音だった」と落胆するイェルムクヴィストさんは、「しかし重要なのは音質ではない。ちゃんと音が聞こえることを分かって欲しかったんだ。成功だ。世界初だ」と熱弁した。この製品を1万2800ユーロ(約140万円)で販売する予定だという。
米歌手グロリア・ゲイナー(Gloria Gaynor)の『恋のサバイバル(I Will Survive)』や、米音楽グループ、ヴィレッジ・ピープル(Village People)の『YMCA』などの楽曲が、こもって歪んだ音として約3時間ほど鳴り響いた後、まったく聞こえなくなった。「この実験は数日以内で必ず終わりを迎える。大自然の摂理でね」とイェルムクヴィストさんは付け加えた。(c)AFP