地球から最も遠い銀河を発見、ネイチャー
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【10月21日 AFP】宇宙誕生初期に誕生した、観測史上、地球から最も離れた銀河を発見したとする論文が、20日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。地球から少なくとも130億光年の距離にあるという。
チリのアタカマ(Atacama)砂漠にある欧州南天天文台(European Southern Observatory、ESO)の巨大望遠鏡で、この銀河「UDFy-38135539」の赤方偏移が測定された。
この銀河から今日届いている光は、宇宙がわずか6億「歳」で、水素原子から成る原初の「霧」に包まれていた時に発せられたものだという。
また、光は秒速30万キロで、131億年かけて地球に到達した。宇宙は誕生当初から膨張を続けており、光が地球に到達するまでの移動距離は伸び続けているという。そのため、実際の距離はさらに大きい可能性があるという。(c)AFP
チリのアタカマ(Atacama)砂漠にある欧州南天天文台(European Southern Observatory、ESO)の巨大望遠鏡で、この銀河「UDFy-38135539」の赤方偏移が測定された。
この銀河から今日届いている光は、宇宙がわずか6億「歳」で、水素原子から成る原初の「霧」に包まれていた時に発せられたものだという。
また、光は秒速30万キロで、131億年かけて地球に到達した。宇宙は誕生当初から膨張を続けており、光が地球に到達するまでの移動距離は伸び続けているという。そのため、実際の距離はさらに大きい可能性があるという。(c)AFP