【9月3日 AFP】欧州南天天文台(European Southern ObservatoryESO)は8月30日、チリにあるラ・シーヤ天文台(La Silla Observatory)のMPG/ESO2.2m望遠鏡に搭載された広視野撮像器(Wide Field ImagerWFI)が可視光でとらえた銀河「NGC 4666」の画像を公開した。

 NGC 4666にはスーパーウィンドと呼ばれる強力なガスの放出現象がみられ、星形成が活発に進んでいる。

 欧州宇宙機関(European Space AgencyESA)のX線宇宙望遠鏡XMMニュートン(XMM-Newton)もすでにNGC 4666を観測している。今回の画像をもとに、XMMニュートンがとらえたデータについてもさらに研究が進む可能性がある。(c)AFP