土星サイズの系外惑星2つを確認、重力で引っ張り合う
このニュースをシェア
【8月27日 AFP】米航空宇宙局(NASA)の宇宙望遠鏡「ケプラー(Kepler)」で、太陽系外に土星ほどの大きさの新たな大型惑星2つの存在が確認された。同じ惑星系内に地球サイズの3つ目の惑星が存在している可能性もあるという。
米ハーバード大学(Harvard University)の天文学チームが26日、科学誌「サイエンス(Science)」(電子版)に掲載した報告によると、新たに見つかった系外惑星は「ケプラー9b」「ケプラー9c」と命名された。地球から約2000光年の惑星系内にあり、公転周期はそれぞれ19.2日と38.9日という。
だが、公転速度には平均で4分~39分ほどの加減速現象がみられ、これは2つの惑星の重力が互いに影響しあっているためだと考えられている。
さらに、同じ惑星系に第3の惑星が存在する可能性も指摘された。大きさは地球ほどだが、質量は地球の3倍もあり、「ケプラー9b」「ケプラー9c」よりも内側の軌道を公転しているとみられる。
ケプラー宇宙望遠鏡は、太陽系外で地球に似た惑星を探す目的で、2009年に打ち上げられた。(c)AFP
米ハーバード大学(Harvard University)の天文学チームが26日、科学誌「サイエンス(Science)」(電子版)に掲載した報告によると、新たに見つかった系外惑星は「ケプラー9b」「ケプラー9c」と命名された。地球から約2000光年の惑星系内にあり、公転周期はそれぞれ19.2日と38.9日という。
だが、公転速度には平均で4分~39分ほどの加減速現象がみられ、これは2つの惑星の重力が互いに影響しあっているためだと考えられている。
さらに、同じ惑星系に第3の惑星が存在する可能性も指摘された。大きさは地球ほどだが、質量は地球の3倍もあり、「ケプラー9b」「ケプラー9c」よりも内側の軌道を公転しているとみられる。
ケプラー宇宙望遠鏡は、太陽系外で地球に似た惑星を探す目的で、2009年に打ち上げられた。(c)AFP