【7月9日 AFP】11日、地球上の全長1万1000キロを横切る皆既日食が南太平洋(South Pacific)で起きる。陸上から観測可能な南米チリ領の小島、イースター島(Easter Island)にはすでに4000人の観光客が現地入りし、日食の瞬間を心待ちにしている。

 しかしチリの気象局によると、11日のイースター島の天気は「曇り、または曇りで雨も降る」との予報で、集まった日食ファンをがっかりさせそうだ。

 それでもイースター島の首長、ペドロ・エドマンズ・パオア(Pedro Edmunds Paoa)氏はAFPの取材に対し、現地では朝は曇りでも昼までに晴れ上がることは珍しくないと強調している。(c)AFP