豪州東部でUFO目撃情報相次ぐ、正体は米企業のロケット
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【6月6日 AFP】オーストラリア東部の広い範囲で5日未明、上空に明るい光を見たという目撃情報が相次ぎ、UFOではないかと騒ぎになった。
ある目撃者は、明るい光を放つアイスキャンデーのような形をした物体が、ねじれる雲のような尾を引きながら飛んで行くのが2~3分にわたって見えたと証言した。
シドニー天文台(Sydney Observatory)の天文学者、アンドリュー・ジェイコブ(Andrew Jacob)氏は、ちょうど同じ時間帯に米国で打ち上げられたロケット、ファルコン9(Falcon 9)だろうと解説した。
目撃された時間はファルコン9がオーストラリア上空を飛行していた時間と一致し、広い範囲で目撃されたのはロケットの高度が非常に高いことで説明できるという。
米国の宇宙開発ベンチャー、スペースX(SpaceX)は、米フロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape Canaveral)で現地時間4日午後2時35分(日本時間5日午前3時35分)、ファルコン9を打ち上げた。民間企業によるロケット打ち上げの成功は、国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)への輸送手段の開発競走を繰り広げている宇宙産業にとってひとつの節目となった。(c)AFP
ある目撃者は、明るい光を放つアイスキャンデーのような形をした物体が、ねじれる雲のような尾を引きながら飛んで行くのが2~3分にわたって見えたと証言した。
シドニー天文台(Sydney Observatory)の天文学者、アンドリュー・ジェイコブ(Andrew Jacob)氏は、ちょうど同じ時間帯に米国で打ち上げられたロケット、ファルコン9(Falcon 9)だろうと解説した。
目撃された時間はファルコン9がオーストラリア上空を飛行していた時間と一致し、広い範囲で目撃されたのはロケットの高度が非常に高いことで説明できるという。
米国の宇宙開発ベンチャー、スペースX(SpaceX)は、米フロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape Canaveral)で現地時間4日午後2時35分(日本時間5日午前3時35分)、ファルコン9を打ち上げた。民間企業によるロケット打ち上げの成功は、国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)への輸送手段の開発競走を繰り広げている宇宙産業にとってひとつの節目となった。(c)AFP