【5月27日 AFP】米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「アトランティス(Atlantis)」は26日午前8時48分(日本時間同日午後9時48分)、フロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape Canaveral)のケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)に帰還し、25年間の飛行任務を終えた。

 残り2機の現役シャトル、「ディスカバリー(Discovery)」と「エンデバー(Endeavour)」についても、それぞれ9月と11月の打ち上げをもって引退する。これにより、約30年間行われてきたシャトル計画は幕を閉じる。

 NASAは、2015年に予定されている新たなロケット開発までの間は、国際宇宙ステーション(ISS)までの輸送手段をロシアの宇宙船「ソユーズ(Soyuz)」に依存することになる。(c)AFP/Jean-Louis Santini