地球から96億光年、巨大な銀河団
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【5月15日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は13日、地球から96億光年離れた銀河団の画像を公開した。今から約96億年前の姿をとらえている。
画像は、米航空宇宙局(NASA)のスピッツァー宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope)で観測した赤外線のデータと、米ハワイ(Hawaii)島マウナケア(Mauna Kea)にある日本の「すばる(Subaru)望遠鏡」で観測した近赤外線と可視光線のデータを合成したもの。
スピッツアーが観測した赤外線は赤で、すばるが観測した近赤外線と可視光線は緑から青で表現されている。紫色は銀河が密集して銀河団になっている部分を示している。
観測された銀河団はこれまで考えられていたより大きいことから天文学者たちは驚いている。これほどの大きさの銀河団になるためにはさらに数十億年単位の時間が必要だと考えられていた。(c)AFP
画像は、米航空宇宙局(NASA)のスピッツァー宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope)で観測した赤外線のデータと、米ハワイ(Hawaii)島マウナケア(Mauna Kea)にある日本の「すばる(Subaru)望遠鏡」で観測した近赤外線と可視光線のデータを合成したもの。
スピッツアーが観測した赤外線は赤で、すばるが観測した近赤外線と可視光線は緑から青で表現されている。紫色は銀河が密集して銀河団になっている部分を示している。
観測された銀河団はこれまで考えられていたより大きいことから天文学者たちは驚いている。これほどの大きさの銀河団になるためにはさらに数十億年単位の時間が必要だと考えられていた。(c)AFP