史上最古の銀河を発見、NASA・ハッブル宇宙望遠鏡
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【1月6日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は5日、ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)が史上最古の銀河を複数発見したと発表した。起源は、ビッグバンから6~8億年後に相当する130億年前までさかのぼるという。
これらの銀河の年齢と質量は、ハッブル宇宙望遠鏡から得られた新たなデータとスピッツァー宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope)の画像をもとに計算された。全体の質量は、天の川銀河(Milky Way Galaxy)のわずか1%だという。
NASAは、これらの銀河について、のちに天の川銀河などの楕円銀河に進化することになる初期の星の発達と初期の銀河の形成に関する重要な手掛かりを与えてくれるものと期待を寄せている。
ハッブル宇宙望遠鏡は前年5月にスペースシャトルによる修理ミッションを終えたばかり。(c)AFP
これらの銀河の年齢と質量は、ハッブル宇宙望遠鏡から得られた新たなデータとスピッツァー宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope)の画像をもとに計算された。全体の質量は、天の川銀河(Milky Way Galaxy)のわずか1%だという。
NASAは、これらの銀河について、のちに天の川銀河などの楕円銀河に進化することになる初期の星の発達と初期の銀河の形成に関する重要な手掛かりを与えてくれるものと期待を寄せている。
ハッブル宇宙望遠鏡は前年5月にスペースシャトルによる修理ミッションを終えたばかり。(c)AFP