ハーシェル宇宙望遠鏡がとらえた若い星の群れ
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【12月17日 AFP】宇宙望遠鏡ハーシェル(Herschel)が今年10月24日に撮影した、わし座にある地球から約1000光年離れた暗黒星雲の写真。65光年四方の範囲を撮影したもの。欧州宇宙機関(European Space Agency、ESA)が16日公開した。
あざやかな繊維のように見える塵の中に約700個の若い星があると推定されている。グールド・ベルト(Gould's Belt)と呼ばれる部分の一部で、2つある明るい部分は、生まれて間もない巨大な星が水素ガスを出している領域だ。
ハーシェルに搭載された光伝導体アレイカメラ・分光計(Photodetector Array Camera and Spectrometer、PACS)とスペクトル測光撮像器(Spectral and Photometric Imaging Receiver、SPIRE)がこの光景をとらえた。この付近は塵が多く、従来の赤外線衛星では観測することができなかった。ハーシェルの高い感度のおかげで、この星雲の内部の様子を初めてとらえることができた。(c)AFP
あざやかな繊維のように見える塵の中に約700個の若い星があると推定されている。グールド・ベルト(Gould's Belt)と呼ばれる部分の一部で、2つある明るい部分は、生まれて間もない巨大な星が水素ガスを出している領域だ。
ハーシェルに搭載された光伝導体アレイカメラ・分光計(Photodetector Array Camera and Spectrometer、PACS)とスペクトル測光撮像器(Spectral and Photometric Imaging Receiver、SPIRE)がこの光景をとらえた。この付近は塵が多く、従来の赤外線衛星では観測することができなかった。ハーシェルの高い感度のおかげで、この星雲の内部の様子を初めてとらえることができた。(c)AFP