新種の恐竜化石を発見、ブロントザウルスの祖先か 南アフリカ
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【11月12日 AFP】南アフリカ・フリーステート(Free State)州で1億9700万年前の新種の恐竜の化石が発見された。同国ヨハネスブルク(Johannesburg)にあるウィットウォータースランド大学(Witswatersrand University)大学院生の研究チームが発見したもの。
この化石は、全長7メートルの恐竜のもので、アフリカーンス語とギリシャ語から「地球のツメ」という意味の「Aardonyx Celestae」という名前が付けられた。
研究を指導したアダム・イェーツ(Adam Yates)教授は11日、ヨハネスブルクで「この骨層からはまだ化石が発見される可能性があるが、今回発見された化石よりも重要な発見は期待できないだろう」と語った。
この化石は、陸上で最大の脊椎動物、ブロントサウルスの祖先だとみられている。
イェーツ氏は「肋骨(ろっこつ)や肩甲骨にある年輪のような成長線からみて完全に成長した個体ではない。恐らく10歳以下で川などのそばで死んだのだろう」と語った。大きな口とたくましい背骨をもったこの草食恐竜は2足歩行をしていたが、ツメは長さが約5センチあり、4足歩行にも耐える強度があったと考えられている。
この化石は、南アフリカの首都プレトリア(Pretoria)にあるトランスバール博物館(Transvaal Museum)で展示される予定だという。(c)AFP
この化石は、全長7メートルの恐竜のもので、アフリカーンス語とギリシャ語から「地球のツメ」という意味の「Aardonyx Celestae」という名前が付けられた。
研究を指導したアダム・イェーツ(Adam Yates)教授は11日、ヨハネスブルクで「この骨層からはまだ化石が発見される可能性があるが、今回発見された化石よりも重要な発見は期待できないだろう」と語った。
この化石は、陸上で最大の脊椎動物、ブロントサウルスの祖先だとみられている。
イェーツ氏は「肋骨(ろっこつ)や肩甲骨にある年輪のような成長線からみて完全に成長した個体ではない。恐らく10歳以下で川などのそばで死んだのだろう」と語った。大きな口とたくましい背骨をもったこの草食恐竜は2足歩行をしていたが、ツメは長さが約5センチあり、4足歩行にも耐える強度があったと考えられている。
この化石は、南アフリカの首都プレトリア(Pretoria)にあるトランスバール博物館(Transvaal Museum)で展示される予定だという。(c)AFP