【10月28日 AFP】(写真追加)オーストラリア北部ダーウィン(Darwin)から南部アデレード(Adelaide)まで、豪大陸を縦断する3000キロのソーラーカーレース「World Solar Challenge」で、東海大学(Tokai University)チームが28日、平均時速100キロ以上を出してトップでゴールした。

 東海大の「Tokai Challenger」号は、現地時間28日午後3時39分にゴール。走行タイムは29時間49分だった。

 レースは25日から4日間にわたって行われ、コースはオーストラリアの砂漠地帯を通過するものだったが、東海大チームは1回のタイヤのパンクだけでほぼ完璧な走りを見せた。平均時速は100.54キロで、2位との差は2時間以上もついた。

 4連勝のオランダ電力会社NUONチームを破っての優勝で、日本チームとしての勝利は1993年の「Honda Dream II」以来。

「World Solar Challenge」は環境に配慮したソーラー技術をPRしようと1987年に始まった。2年に1度開催されている。(c)AFP

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