惑星を形成する円盤の仕組み、スピッツァー宇宙望遠鏡からのイメージ図
このニュースをシェア
【9月25日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は24日、スピッツァー宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope)の赤外線画像をもと作成した、LRLL31と呼ばれる星の周囲にある惑星形成円盤のイメージ図を公開した。ガスやちりで構成された円盤が回転し、中央に物質が集積されることで惑星や惑星系が形成される様子を示している。
星周円盤には成長過程で隙間ができていくが、スピッツァーの赤外線画像により新たに円盤の内側と外側の両方に隙間があることが分かった。さらに、円盤が発する赤外線は1週間程度で変化していることも判明した。これは非常に珍しい現象で、短波長の赤外線が上がると長波長の赤外線が下がるといった具合に、異なる波長の赤外線がシーソーのように上下しているという。
中央の塊と惑星の大きさは、システムの力強さを示すために強調して描かれている。LRLL31はペルセウス座の方角約1000光年の距離にある。(c)AFP
星周円盤には成長過程で隙間ができていくが、スピッツァーの赤外線画像により新たに円盤の内側と外側の両方に隙間があることが分かった。さらに、円盤が発する赤外線は1週間程度で変化していることも判明した。これは非常に珍しい現象で、短波長の赤外線が上がると長波長の赤外線が下がるといった具合に、異なる波長の赤外線がシーソーのように上下しているという。
中央の塊と惑星の大きさは、システムの力強さを示すために強調して描かれている。LRLL31はペルセウス座の方角約1000光年の距離にある。(c)AFP