日本初の無人宇宙ステーション補給機「HTV」、ISSドッキングに成功
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【9月18日 AFP】日本初の無人宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle、HTV)が18日、国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)へのドッキングに成功した。
宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration Agency、JAXA)が開発したHTVは、H2Bロケットに搭載されて種子島宇宙センターから打ち上げられてから1週間後にISSに到達。ISS滞在中の宇宙飛行士がカナダ製ロボットアームを操作してISSと結合した。ロボットアームによるHTVの結合は、今回が初めて。
筑波宇宙センターでHTVの管制を担当した山中浩二(Koji Yamanaka)フライトディレクターは、プレッシャーと責任を感じていたので、結合が成功してほっとしたと話した。
日本初の宇宙ステーション補給機HTVは、来年米国のスペースシャトルが引退した後、ISSへの物資輸送業務の一部を担うことを目的としている。
ISSに長期滞在する宇宙飛行士6人が必要とする食料や日用品のほか、宇宙での発芽実験に用いる種など実験用の器具など、計約4.5トンをISSに届けた。結合にともない、これらの積み荷の補給作業が行われる。
積み荷を降ろした後、HTVは、ISS内で不要となった実験機器や衣類などを積み込み、大気圏に再突入して燃やされる。
今回打ち上げられたHTV技術立証機の建造費用は約200億円。総開発費用は約680億円で、今後は有人型の補給機の開発を目指す。(c)AFP
宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration Agency、JAXA)が開発したHTVは、H2Bロケットに搭載されて種子島宇宙センターから打ち上げられてから1週間後にISSに到達。ISS滞在中の宇宙飛行士がカナダ製ロボットアームを操作してISSと結合した。ロボットアームによるHTVの結合は、今回が初めて。
筑波宇宙センターでHTVの管制を担当した山中浩二(Koji Yamanaka)フライトディレクターは、プレッシャーと責任を感じていたので、結合が成功してほっとしたと話した。
日本初の宇宙ステーション補給機HTVは、来年米国のスペースシャトルが引退した後、ISSへの物資輸送業務の一部を担うことを目的としている。
ISSに長期滞在する宇宙飛行士6人が必要とする食料や日用品のほか、宇宙での発芽実験に用いる種など実験用の器具など、計約4.5トンをISSに届けた。結合にともない、これらの積み荷の補給作業が行われる。
積み荷を降ろした後、HTVは、ISS内で不要となった実験機器や衣類などを積み込み、大気圏に再突入して燃やされる。
今回打ち上げられたHTV技術立証機の建造費用は約200億円。総開発費用は約680億円で、今後は有人型の補給機の開発を目指す。(c)AFP