かわいくフレンドリーなパンダ・ロボット、台湾で開発中
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【9月18日 AFP】「台湾のMIT(マサチューセッツ工科大学)」の異名をとる国立台湾科技大学(National Taiwan University of Science and Technology)の知能ロボット研究センター(Centre for Intelligent Robots Research)が現在、世界初の「パンダ・ロボット」を製作中だ。
ジェリー・リン(Jerry Lin)センター長(52)によると、パンダ・ロボットはとてもかわいく出来上がる予定だという。実物のパンダよりもフレンドリーで、多くの芸術的才能にも恵まれるそうだ。「パンダの歌を歌うことだってできるかもしれません」とリン氏。
現在は研究室のコンピューター上で「進化」しつつあり、資金が許せば年内にも実現化への第一歩を踏み出したいという。設計を担当した博士課程の学生(28)は、「センターが4足歩行のロボットに取り組むのは初めて。バランスの問題が大変です」と話した。
■台湾にロボット劇場を作りたい
同センターが取り組んでいるロボットはこれだけではない。一例が、有名歌手に完ぺきに似せたロボットだ。ファンは、このそっくりさんを自宅に呼んで歌ってもらうことが可能になるかもしれない。
家庭教師ロボットもその1つ。子どもに言葉を教えたり、外国語で物語を読み聞かせできるというもので、一人っ子ができ愛されている中国が主要なターゲットとなる。
リン氏の夢は、歌も踊りも楽しませることもできる人間そのもののロボットたちで構成される「台湾ロボット劇場」を創設することだという。(c)AFP/Peter Harmsen
ジェリー・リン(Jerry Lin)センター長(52)によると、パンダ・ロボットはとてもかわいく出来上がる予定だという。実物のパンダよりもフレンドリーで、多くの芸術的才能にも恵まれるそうだ。「パンダの歌を歌うことだってできるかもしれません」とリン氏。
現在は研究室のコンピューター上で「進化」しつつあり、資金が許せば年内にも実現化への第一歩を踏み出したいという。設計を担当した博士課程の学生(28)は、「センターが4足歩行のロボットに取り組むのは初めて。バランスの問題が大変です」と話した。
■台湾にロボット劇場を作りたい
同センターが取り組んでいるロボットはこれだけではない。一例が、有名歌手に完ぺきに似せたロボットだ。ファンは、このそっくりさんを自宅に呼んで歌ってもらうことが可能になるかもしれない。
家庭教師ロボットもその1つ。子どもに言葉を教えたり、外国語で物語を読み聞かせできるというもので、一人っ子ができ愛されている中国が主要なターゲットとなる。
リン氏の夢は、歌も踊りも楽しませることもできる人間そのもののロボットたちで構成される「台湾ロボット劇場」を創設することだという。(c)AFP/Peter Harmsen