「有人宇宙計画には予算不足」、米政府の専門委員会が報告書
このニュースをシェア
【9月9日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama )米大統領の指示で、米航空宇宙局(NASA)の有人宇宙探査計画を再検討していたホワイトハウス(White House)の専門委員会は8日、月への再訪計画を含む有人宇宙探査計画について、現行予算では実現困難とする報告書の概要を発表した。
これによると、有人月探査計画には現在のNASAの予算にある180億ドル(約1兆7000億円)を30億ドル(約2800億円)上回る費用が必要だとし、「願望に見合う予算がない時、宇宙計画は一層困難になる」「今がまさにその時だ」と指摘した。
コンステレーション(Constellation)計画と名づけられた有人宇宙計画は、2004年にジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領によって立ち上げられ、2020年までに火星に宇宙飛行士を送ることを目指している。しかし、専門委員会は現在の計画は、予算不足で達成不可能との判断を下した。
報告書の完全版は、今月中に公表される見込み。(c)AFP
これによると、有人月探査計画には現在のNASAの予算にある180億ドル(約1兆7000億円)を30億ドル(約2800億円)上回る費用が必要だとし、「願望に見合う予算がない時、宇宙計画は一層困難になる」「今がまさにその時だ」と指摘した。
コンステレーション(Constellation)計画と名づけられた有人宇宙計画は、2004年にジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領によって立ち上げられ、2020年までに火星に宇宙飛行士を送ることを目指している。しかし、専門委員会は現在の計画は、予算不足で達成不可能との判断を下した。
報告書の完全版は、今月中に公表される見込み。(c)AFP