韓国初の人工衛星、軌道投入失敗後に大気圏突入で消滅か
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【8月26日 AFP】韓国当局は26日、韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老号(Korea Space Launch Vehicle-1、KSLV-1)」で25日に打ち上げられた衛星は、軌道への投入失敗後に大気圏で燃え尽きたとみられると発表した。
韓国の教育科学技術省によると、ロケット先端部分に設置された2つのカバーのうちの1つが離脱しなかったことが原因だという。
カバーの重量が重しになり、2段目のロケットで、衛星を軌道に乗せるために必要な推進力を得ることができなかった。秒速8キロメートルの速度が必要だったが、秒速6.2キロまで減速していたという。
また、カバーの重量が原因でロケットの飛行角度が上向きになり、予定されていた上空302キロメートル地点よりも高い387キロメートル地点で衛星が切り離された。
韓国当局者は、カバーの切り離しは韓国の担当だったが、技術全般はロシアが担当していたので、両者に責任があると述べた。
2005年以来、発射は7回にわたって延期されており、前週には発射8分前に延期が決定されていた。(c)AFP/Park Chan-Kyong
韓国の教育科学技術省によると、ロケット先端部分に設置された2つのカバーのうちの1つが離脱しなかったことが原因だという。
カバーの重量が重しになり、2段目のロケットで、衛星を軌道に乗せるために必要な推進力を得ることができなかった。秒速8キロメートルの速度が必要だったが、秒速6.2キロまで減速していたという。
また、カバーの重量が原因でロケットの飛行角度が上向きになり、予定されていた上空302キロメートル地点よりも高い387キロメートル地点で衛星が切り離された。
韓国当局者は、カバーの切り離しは韓国の担当だったが、技術全般はロシアが担当していたので、両者に責任があると述べた。
2005年以来、発射は7回にわたって延期されており、前週には発射8分前に延期が決定されていた。(c)AFP/Park Chan-Kyong