宇宙旅行基地、中東・アブダビで建設へ
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【7月29日 AFP】宇宙旅行の出発点は、アラブ首長国連邦の首都アブダビ(Abu Dhabi)になるかもしれない――。アブダビの政府系投資機関アーバル・インベストメンツ(Aabar Investments)は、世界初の商用宇宙旅行会社「ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)」の株を32%取得することで合意した。金額にすると2億8000万ドル(約260億円)という。両社が28日発表した。
アーバルは、さらに1億ドル(約94億円)を出資してアブダビにスペース・ポート(宇宙港)を建設する計画も発表した。ヴァージン・ギャラクティックの宇宙旅行ならびに科学調査のための宇宙飛行の主催に関し、中東地域における独占権を獲得したい考えだ。
2004年に設立されたヴァージン・ギャラクティックの株式はこれまで、リチャード・ブランソン(Richard Branson)氏の英ヴァージン・グループ(Virgin Group)がすべて保有していた。宇宙旅行の実現は秒読み段階にあり、現在はテスト飛行が行われている。
これまでに宇宙旅行を希望する約300人から総額4000万ドル(約38億円)の予約金を集めているという。(c)AFP
アーバルは、さらに1億ドル(約94億円)を出資してアブダビにスペース・ポート(宇宙港)を建設する計画も発表した。ヴァージン・ギャラクティックの宇宙旅行ならびに科学調査のための宇宙飛行の主催に関し、中東地域における独占権を獲得したい考えだ。
2004年に設立されたヴァージン・ギャラクティックの株式はこれまで、リチャード・ブランソン(Richard Branson)氏の英ヴァージン・グループ(Virgin Group)がすべて保有していた。宇宙旅行の実現は秒読み段階にあり、現在はテスト飛行が行われている。
これまでに宇宙旅行を希望する約300人から総額4000万ドル(約38億円)の予約金を集めているという。(c)AFP