今世紀最長の皆既日食ショー
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【7月22日 AFP】(写真追加)今世紀最長の皆既日食ショーは、日本時間22日午前10時前にインド西部で始まり、皆既日食帯に集まった天文ファンら数億人を熱狂させた。
皆既日食はインド西部の海上を出発点に、現地時間午前6時30分前に西部グジャラート(Gujarat)州に上陸。ほどなくダイアモンド加工の街、スラト(Surat)を暗闇で覆った。
皆既日食は8分間でインド中部を横断したあと、バングラデシュ北部とネパール東端を通り、中国の成都(Chengdu)、重慶(Chongqing)、武漢(Wuhan)などの大都市を通過して上海(Shanghai)へ。その後日本の奄美諸島を通過し、太平洋西部へ抜ける。
今回の皆既日食は今世紀最長の6分39秒ということもあり、注目度は高く、史上最多人数に見守られる日食となりそうだ。なお、こうした長さを観測できるチャンスは2132年までない。また、50%以上が欠ける部分日食は推定20億人が見守ることになる。
次回の皆既日食は2010年7月11日だが、大半は南太平洋上で繰り広げられ、陸上での観測が可能なのは、モアイ像で有名なイースター島(Easter Island)などごく限られた島だ。(c)AFP
皆既日食はインド西部の海上を出発点に、現地時間午前6時30分前に西部グジャラート(Gujarat)州に上陸。ほどなくダイアモンド加工の街、スラト(Surat)を暗闇で覆った。
皆既日食は8分間でインド中部を横断したあと、バングラデシュ北部とネパール東端を通り、中国の成都(Chengdu)、重慶(Chongqing)、武漢(Wuhan)などの大都市を通過して上海(Shanghai)へ。その後日本の奄美諸島を通過し、太平洋西部へ抜ける。
今回の皆既日食は今世紀最長の6分39秒ということもあり、注目度は高く、史上最多人数に見守られる日食となりそうだ。なお、こうした長さを観測できるチャンスは2132年までない。また、50%以上が欠ける部分日食は推定20億人が見守ることになる。
次回の皆既日食は2010年7月11日だが、大半は南太平洋上で繰り広げられ、陸上での観測が可能なのは、モアイ像で有名なイースター島(Easter Island)などごく限られた島だ。(c)AFP