スマトラ島沖で発見の巨大海山、火山の可能性も
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【6月2日 AFP】インドネシア・スマトラ(Sumatra)島沖で前月初めに発見された巨大な海山について、同国の学者は前月29日、火山である可能性があるとの見解を示した。
同国政府の海洋地質学者、ユスフ・スラッフマン(Yusuf Surachman)氏によると、この海山は前月初め、2004年のスマトラ島沖地震の震源地付近で海底活断層の調査が行われた際、同島ブンクル(Bengkulu)市の約330キロ西方で発見された。円錐形で、高さは4600メートル、底面の直径は50キロ。頂上は海面から1300メートル下にあるという。
同氏は「円錐形のため火山のように見えるが、そうではない可能性もある」と指摘。新しい火山が確認されたとの報道には「さらなる調査が必要。現段階では、世界中にある一般的な『海山』としておくのが無難だろう」と慎重な姿勢を示している。(c)AFP
同国政府の海洋地質学者、ユスフ・スラッフマン(Yusuf Surachman)氏によると、この海山は前月初め、2004年のスマトラ島沖地震の震源地付近で海底活断層の調査が行われた際、同島ブンクル(Bengkulu)市の約330キロ西方で発見された。円錐形で、高さは4600メートル、底面の直径は50キロ。頂上は海面から1300メートル下にあるという。
同氏は「円錐形のため火山のように見えるが、そうではない可能性もある」と指摘。新しい火山が確認されたとの報道には「さらなる調査が必要。現段階では、世界中にある一般的な『海山』としておくのが無難だろう」と慎重な姿勢を示している。(c)AFP