【5月26日 AFP】静岡県三島市(Mishima)の国立遺伝学研究所(National Institute of Genetics)と慶応大の研究チームが、脱毛の原因遺伝子をマウスの実験で突き止め、26日、写真を公開した。

「Sox21」という遺伝子を持たないマウスは、生後15日ごろ頭部から脱毛が始まり、その1週間後には毛が完全に抜け落ちた。その後も発毛するものの、脱毛の周期が非常に短かったという。

 この遺伝子は、人間の髪でも働いていることが確認されており、今後脱毛や薄毛を食い止める治療につながることが期待されている。(c)AFP