ハッブル宇宙望遠鏡修理、3回目の船外活動終了
このニュースをシェア
【5月17日 AFP】米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「アトランティス(Atlantis)」の宇宙飛行士らは16日、ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope、HST)の修理のため船外活動を行い、紫外線分光器「コズミック・オリジン・スペクトログラフ(Cosmic Origins Spectrograph、COS)」の設置や掃天観測用高性能カメラ(Advanced Camera for Surveys、ACS)の修理などを行った。
今回のミッションではハッブルの寿命をあと5年延ばすことを目的に5回の船外活動が予定されている。3回目の船外活動となった今回はジョン・グランスフェルド(John Grunsfeld)飛行士(50)と、ドリュー・フォイステル(Drew Feustel)飛行士(43)の2人が約6時間半の船外活動を行った。
この日設置されたコズミック・オリジン・スペクトログラフは、さまざまな天体からの光を分析し、生命の誕生に不可欠な炭素などの元素ができた秘密に迫るうえで活用される。
2002年に設置された掃天観測用高性能カメラは、2007年に予備電源がショートして使えなくなっていたが、この日の船外活動で両飛行士が4つの電子回路基盤を交換し、外部電源を設けたことで復旧した。(c)AFP/Mark Carreau
今回のミッションではハッブルの寿命をあと5年延ばすことを目的に5回の船外活動が予定されている。3回目の船外活動となった今回はジョン・グランスフェルド(John Grunsfeld)飛行士(50)と、ドリュー・フォイステル(Drew Feustel)飛行士(43)の2人が約6時間半の船外活動を行った。
この日設置されたコズミック・オリジン・スペクトログラフは、さまざまな天体からの光を分析し、生命の誕生に不可欠な炭素などの元素ができた秘密に迫るうえで活用される。
2002年に設置された掃天観測用高性能カメラは、2007年に予備電源がショートして使えなくなっていたが、この日の船外活動で両飛行士が4つの電子回路基盤を交換し、外部電源を設けたことで復旧した。(c)AFP/Mark Carreau