【4月1日 AFP】(写真追加)ホンダ(Honda Motor)は3月31日、人間が頭で考えるだけでロボットの制御が可能となる技術を開発したと発表した。使用者がヘルメット型の装置を頭につければ、それが脳の活動を計測し、ロボットに信号を送信するというもの。

 同社によると、この技術は、ブレイン・マシン・インターフェース(Brain Machine InterfaceBMI)技術と呼ばれるもので、2足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」の最新型に装着されている。

 この最新技術を使うと、アシモは、使用者が行わせたい動作に意識を集中することで送信された非言語的指示によって、腕や足、舌を使った4つの基本的な動作を行うことができるという。(c)AFP