エンデバー乗組員、ISSの「リフォーム」開始
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【11月20日 AFP】米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「エンデバー(Endeavour)」の宇宙飛行士は19日、国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)の居住空間を拡張する計画の一環として、新しい装置などの設置を開始した。
NASAによると、計画されている4回の船外活動の1回目を18日に終えた乗組員は、ISS長期滞在クルーの人数を3人から6人へ増やすための居住空間の「リフォーム」を開始し、多目的補給モジュール「レオナルド(Leonardo)」から、必要な装置や備品を降ろす作業を続けた。
ミッション5日目となる19日までに、米国実験棟「デスティニー(Destiny)」で行われる化学実験用の冷凍庫やオーブンの取り付け作業をスタート。その後、クルーの寝室2つ、エクササイズ装置、2台目のトイレ、調理用レンジ、食料や飲料用の冷蔵庫などを設置する。
さらに、尿を飲料水に変える水再生システムも設置する。2億5000万ドル(約240億円)をかけて開発されたこの装置は、年間6.8トンの排水を再利用することができることから、大量の水をISSに輸送する必要もなくなり、クルー倍増計画では欠かせないものとなっている。(c)AFP
NASAによると、計画されている4回の船外活動の1回目を18日に終えた乗組員は、ISS長期滞在クルーの人数を3人から6人へ増やすための居住空間の「リフォーム」を開始し、多目的補給モジュール「レオナルド(Leonardo)」から、必要な装置や備品を降ろす作業を続けた。
ミッション5日目となる19日までに、米国実験棟「デスティニー(Destiny)」で行われる化学実験用の冷凍庫やオーブンの取り付け作業をスタート。その後、クルーの寝室2つ、エクササイズ装置、2台目のトイレ、調理用レンジ、食料や飲料用の冷蔵庫などを設置する。
さらに、尿を飲料水に変える水再生システムも設置する。2億5000万ドル(約240億円)をかけて開発されたこの装置は、年間6.8トンの排水を再利用することができることから、大量の水をISSに輸送する必要もなくなり、クルー倍増計画では欠かせないものとなっている。(c)AFP