【10月13日 AFP】韓国科学技術院(Korea Institute of Science and Technology)のチームは13日、ダンスと簡単な家事をこなし、感情も表現できる人間型ロボット「Mahru」を開発したと発表した。

 Mahruは最新のモーションキャプチャー・システムで、さまざまな人間の動きを真似して動くようにプログラムされている。くちびるや眉を動かして自由に表情を作ることができ、自分の感情にあわせて2種類の香りも発する。また2足歩行している間、上半身の各部を自由に動かしたり、手で障害物をよけたりできる。
 
 研究主任のYou Bum-Jae氏は「歩きながら踊れるMahruは人間の代わりに家事をする人間型ロボットとして開発した。家庭用ロボットとして商品化の道も開けるだろう」と語った。

 また同チームでは、複数の人物の顔やものを識別するセンサーを備え、物を運ぶこともできる三輪移動式ロボットMahru-Mも開発した。(c)AFP