【9月29日 AFP】火星表面にみられる洪水跡の河床地形「マンガラ谷(Mangala Fossae)」の画像を、欧州宇宙機関(European Space AgencyESA)が26日、公開した。

 この映像は、マーズエクスプレス(Mars Express)に搭載された高解像度ステレオカメラ(HRSC)が2007年3月21日に撮影したもの。

 こうした地形は、過去に溶岩堆積や大規模な洪水があった証拠と考えられている。マンガラ谷は全長約1000キロ。これまで知られる太陽系惑星の火山で最も高いオリンポス山(Mons Olympus)が位置することで知られる火星のタルシス(Tharsis)火山群南西部にある。(c)AFP