欧州アリアンスペース、露ソユーズを10機購入へ
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【9月22日 AFP】欧州の宇宙産業大手アリアンスペース(Arianespace)は20日、ロシア連邦宇宙局(Roskosmos)と10機の新型ソユーズ(Soyuz)ロケットを約5億ドル(約540億円)で購入する契約を結んだ。仏外交筋がAFPに明らかにした。
契約調印は、フランソワ・フィヨン(Francois Fillon)仏首相のロシア南部ソチ(Sochi)への訪問に合わせて行われた。フィヨン首相は19日、同地でウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露首相との会談を行っている。
アリアンスペースの声明によると、新型ソユーズは2009年第2四半期から使用される見通し。
欧州議会(European Parliament)は4月、米国が主導するグローバル・ポジショニング・システム(Global Positioning System、GPS)に対抗するものといわれる欧州独自の衛星利用測位システム「ガリレオ(Galileo)」計画を承認した。
この計画についての欧州宇宙機関(European Space Agency、ESA)の要望を満たすために、衛星を一度に4つ運べる「アリアン5(Ariane 5)」と同じく2つ運べるソユーズの両打ち上げシステムが使用されることになっている。
ガリレオ計画で運用される30基の衛星のうち4基が、今後2-3年中にソユーズで宇宙に運ばれるという。(c)AFP
契約調印は、フランソワ・フィヨン(Francois Fillon)仏首相のロシア南部ソチ(Sochi)への訪問に合わせて行われた。フィヨン首相は19日、同地でウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露首相との会談を行っている。
アリアンスペースの声明によると、新型ソユーズは2009年第2四半期から使用される見通し。
欧州議会(European Parliament)は4月、米国が主導するグローバル・ポジショニング・システム(Global Positioning System、GPS)に対抗するものといわれる欧州独自の衛星利用測位システム「ガリレオ(Galileo)」計画を承認した。
この計画についての欧州宇宙機関(European Space Agency、ESA)の要望を満たすために、衛星を一度に4つ運べる「アリアン5(Ariane 5)」と同じく2つ運べるソユーズの両打ち上げシステムが使用されることになっている。
ガリレオ計画で運用される30基の衛星のうち4基が、今後2-3年中にソユーズで宇宙に運ばれるという。(c)AFP