【7月17日 AFP】写真は、米航空宇宙局(NASA)のスピッツァー宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope)がとらえた、123億光年離れたスーパースター銀河系(Super Star Galaxy)の合成画像。年間平均で最大4000個、天の川銀河の100倍以上もの星を生みだしていることから、「ベビーブーム(Baby Boom)」というニックネームが付けられている。

 ベビーブームは衝突する銀河の集合体だと考えられている。銀河同士が衝突すると、ガスが圧縮されて星が誕生しやすくなる。このような銀河はスターバースト銀河と呼ばれている。

 中央の赤色部分では、エネルギーが凝縮され、新しい星が誕生しようとしている。緑色はガスを表し、青い部分および左側の赤い部分は、星をさほど多く生み出していない、ベビーブームより近い位置にある銀河を表す。(c)AFP