携帯電話用の液体水素燃料電池、仏で開発
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【5月26日 AFP】フランス原子力庁(Atomic Energy Commission、CEA)は21日、同国のチームが携帯電話の予備電力源として液体水素燃料電池を開発したと発表した。携帯電話への電力供給に充電以外の選択肢が増える。
同庁の会見によると、この燃料電池は液体水素の充てんされたカートリッジを使用し、大きさは小型のライター程度でベルトに装着することが可能だという。
装置は、2005年から半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(STMicroelectronics)が研究を進めてきた。カートリッジ部分は、ペンやライター、カミソリなどの製造メーカー、ビック(Bic)が開発している。
基本的な電力源としては従来のバッテリーを使用し、必要に応じて燃料電池からの供給も得られる「ハイブリッド」システムの一部として開発された。それぞれのカートリッジは、従来のバッテリーの再充電3-5回分に相当するという。
STマイクロエレクトロニクス幹部によると、価格は未定だが、2010年はじめまでに商品化する予定だという。(c)AFP
同庁の会見によると、この燃料電池は液体水素の充てんされたカートリッジを使用し、大きさは小型のライター程度でベルトに装着することが可能だという。
装置は、2005年から半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(STMicroelectronics)が研究を進めてきた。カートリッジ部分は、ペンやライター、カミソリなどの製造メーカー、ビック(Bic)が開発している。
基本的な電力源としては従来のバッテリーを使用し、必要に応じて燃料電池からの供給も得られる「ハイブリッド」システムの一部として開発された。それぞれのカートリッジは、従来のバッテリーの再充電3-5回分に相当するという。
STマイクロエレクトロニクス幹部によると、価格は未定だが、2010年はじめまでに商品化する予定だという。(c)AFP