過去最小の太陽系外惑星を発見、スペイン
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【4月11日 AFP】スペイン国立研究協議会(CSIC)は9日、地球から30光年の距離に過去最小の太陽系外惑星「GJ 436T」を発見したと発表した。
GJ 436Tは、しし座を構成する親星の周りを公転する複数の惑星との間に生じる引力を利用して発見された。この新技術は「今後10年以内に、質量や軌道が地球に似た最初の惑星の発見をもたらす」とされるもの。
GJ 436Tの質量は地球の5倍で、これまでに発見された約300の系外惑星の中では最も小さい。親星との距離が近いため、生物が存在する環境ではないという。その距離は地球・太陽間の距離よりずっと短い。
惑星に生物が存在するには、地球程度の質量があること、地表に液体水があること、大気が存在すること、親星との距離が地球・太陽間程度であることなどの条件が満たされなければならない。
CSICの初期計算によると、GJ 436Tの自転周期は4.2日、公転周期は5.2日だという。(c)AFP
GJ 436Tは、しし座を構成する親星の周りを公転する複数の惑星との間に生じる引力を利用して発見された。この新技術は「今後10年以内に、質量や軌道が地球に似た最初の惑星の発見をもたらす」とされるもの。
GJ 436Tの質量は地球の5倍で、これまでに発見された約300の系外惑星の中では最も小さい。親星との距離が近いため、生物が存在する環境ではないという。その距離は地球・太陽間の距離よりずっと短い。
惑星に生物が存在するには、地球程度の質量があること、地表に液体水があること、大気が存在すること、親星との距離が地球・太陽間程度であることなどの条件が満たされなければならない。
CSICの初期計算によると、GJ 436Tの自転周期は4.2日、公転周期は5.2日だという。(c)AFP