66年ぶりに発見の第2次大戦中の豪軍艦「シドニー」の写真公開
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【4月4日 AFP】前月、オーストラリア西岸沖で発見された、第2次世界大戦中にドイツの巡洋艦に撃沈されたオーストラリアの軍艦「シドニー(HMAS Sydney)」の写真が4日、同艦を発見した団体「Finding Sydney Foundation」のウェブサイト上で公開された。
海中のシドニーは、4門の砲塔は残っているものの、煙突やマスト、救命ボートなどはなくなっている状態だという。公開された写真には、砲身や砲塔、チーク材製の甲板などが映されている。
シドニーは1941年11月、パース(Perth)の北約800キロのインド洋上でドイツの仮装巡洋艦コルモラン(Kormoran)と激戦を交わした末、乗組員645人全員とともに沈没した。この戦闘でコルモランも撃沈されたが、乗組員397人の大半が生還しているのに対し、シドニーの乗組員に生存者はいなかった。(c)AFP
海中のシドニーは、4門の砲塔は残っているものの、煙突やマスト、救命ボートなどはなくなっている状態だという。公開された写真には、砲身や砲塔、チーク材製の甲板などが映されている。
シドニーは1941年11月、パース(Perth)の北約800キロのインド洋上でドイツの仮装巡洋艦コルモラン(Kormoran)と激戦を交わした末、乗組員645人全員とともに沈没した。この戦闘でコルモランも撃沈されたが、乗組員397人の大半が生還しているのに対し、シドニーの乗組員に生存者はいなかった。(c)AFP