【3月21日 AFP】国際宇宙ステーション(International Space StationISS)に滞在中の土井隆雄(Takao Doi)飛行士(53)がISS内でブーメランを投げる実験をしたところ、地上とほぼ同じ軌跡を描いて戻ってきた。宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration AgencyJAXA)が21日に発表した。

 史上初となるこの実験は、ブーメランの世界チャンピオン、栂井靖弘(Yasuhiro Togai)さんが依頼したもので、18日の土井さんの空き時間に行われた。JAXAは実験の模様を撮影した映像を公開するとしている。

 毎日新聞(Mainichi Shimbun)によると土井さんは妻との交信で「地上と同じように飛び、非常に驚き感激した」と語った。(c)AFP