世界初、かぐやが月面上空で「地球の出と入り」をハイビジョン撮影
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【11月14日 AFP】(15日一部更新)宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration Agency、JAXA)とNHKは、月探査衛星「かぐや(Kaguya)」が世界で初めてハイビジョンカメラで撮影した「地球の出と入り」の映像を13日、公開した。月の地平線から昇り、そして地平線に沈んでゆく地球の姿がとらえられた。
「かぐや」は、1960年代に行われた米国のアポロ(Apollo)計画以来最大の月探査計画。
映像は月の上空約100キロの地点から撮影された。暗黒の背景のなかに青く美しい地球が浮かび上がっており、白い南極大陸と薄茶色のオーストラリア大陸が確認できる。
史上初の地球の写真は1959年に米国の人工衛星エクスプローラ6号(Explorer VI)によって撮影され、環境問題への関心を喚起した。
55億円を投じた「かぐや」は、9月中旬に打ち上げられた。12月中旬には、月の重力などについて本格的な調査が開始される。
日本は2020年までに宇宙飛行士を月面着陸させることを目標としている。(c)AFP
「かぐや」は、1960年代に行われた米国のアポロ(Apollo)計画以来最大の月探査計画。
映像は月の上空約100キロの地点から撮影された。暗黒の背景のなかに青く美しい地球が浮かび上がっており、白い南極大陸と薄茶色のオーストラリア大陸が確認できる。
史上初の地球の写真は1959年に米国の人工衛星エクスプローラ6号(Explorer VI)によって撮影され、環境問題への関心を喚起した。
55億円を投じた「かぐや」は、9月中旬に打ち上げられた。12月中旬には、月の重力などについて本格的な調査が開始される。
日本は2020年までに宇宙飛行士を月面着陸させることを目標としている。(c)AFP